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【スクフェス2】スターチャレンジの部員育成ボーナス計算式

 スクフェス2、スターチャレンジイベントの覚書。

 部員育成ボーナスについて、イベントページ内遊び方より「加入している部員のレベルや特技レベルに応じてスコアにボーナス」との記述あり。具体的なボーナス計算方法についての記載はなし。

 加入している部員  k について、レベルを  n_k \left(1 \leq n_k \leq 100\right)、特技レベルを  m_k \left(1 \leq m_k \leq 9\right) と表す。このときの部員育成ボーナス  B\left(\alpha, \beta\right) [ \% ] を、2個のパラメータ  \alpha \beta を用いて、次の式で回帰する。

 B\left(\alpha, \beta\right) = \Sigma_k \left(\alpha n_k m_k + \beta n_k\right) \tag{1}

 0.01\leq B \leq 21.43のデータにおいて、次の値を得た。

 \alpha = 7.40 \times 10^{-5} ,\, \beta = 6.67 \times 10^{-4} \tag{2}

ここで、 B は少数第3位を切り捨てる。式  \left(2\right) を返したとき、完全一致しないデータは見つからなかった。今後のインフレでよほど外挿しない限りは実用に耐えそう(というよりそのときにパラメータを修正すればよい)。

 式  \left(1\right) から明らかなように、部員のレアリティや覚醒の有無は関与しない。 \alpha \ll \beta のため、特技レベル  m_k はレベル  n_k を上げていないと寄与が小さい。 解析としては線型でないのがやっかい。まだ単純な積で良かった。しばらくは  m_k の1次項も入れていたが、動かしているうちに消えた。

 現在、唯一不足している育成素材がゴールド。各レベル上げに必要なゴールドを参照することで、今回の計算式が効率的なボーナス上げの回答を与える。戦力が似たり寄ったりになりがちな本ゲームの都合上、ランキングで頭一つ抜け出す手段である。すでに編成の当落線上にあるようなURに資材を割くよりは、永続的に効果のあるボーナス上げの方が有用であるという立場。

 計算のフォーマットを作っておくのが一番だが、簡易的なゴールド節約育成フローを書いておく。どの手順においても、編成用の余剰を残したうえで、覚醒しない範囲でもれなく育成する。

  1. レベルを 1 から 40 まで上げる。
  2. レベル 40 以上の部員の特技レベルを 2 まで上げる。
  3. レベルを 47 程度(端数調整が面倒でないところで良い)まで上げる。
  4. レベル 47 以上の部員の特技レベルを 3 まで上げる。

 今回のイベントではここまで行い、21.43% までボーナスを伸ばした。これ以上は 100 万のゴールドを使っても 0.1% も上がらなくなってくる。趣味の域。

 イベントについて自戒。育成ボーナスとは別に、継続ボーナスがもったいないからといって、スターレベル上げとポイント稼ぎを後回ししない方が良い。前回はこれで最終盤に疲弊して、ろくに演奏できずに 500 位漏れした。どうせチケットは余るのだから、毎日 10 枚使うつもりで進めるだけ進んでおいた方が良い。また、効率曲を期待しての曲変更は博打である。チケットと各種ボーナスでできる限り進み、どうしても積んだ最終盤に虎の子のゴールドを投げたい。ガチャ産の選抜メンバーなしでも 500 位取りたいね。